ぬくめる

日記です

今日はオンライン授業でグループワークがあった。コンピュータがグループを振り分け、ルーム7に追いやられた。グループワークはまだテーマが決まっていて話しやすい。けれど、間に割って入ることができない。わざとらしい相槌で存在を示す。それだけで終わってしまった。勇気すら出なかった。

みんな、ひとりひとりは怖くない。グループワークで話をして、あの人はこんなに気を使う人だったのか、とか、優しさに触れて、呆けてしまった。わたしは勝手に被害者になることがある。相手はなにも悪くないのに。不寛容なのはこっちだ。なにも見ようとしていなかった。失礼だった。

『手袋を買いに』の母さん狐のように、「ほんとうに人間はいいものかしら、ほんとうに人間はいいものかしら」となることが多い。こんなに優しさを受けているというのに!人が怖いのは分かるけれど、わたしも誰かの脅威になっているかもしれないし、無意識に加害しているし、傷つけているから、ちゃんと自覚したい。そこを引き受けて生きていくのよ。

いろいろ不安すぎて、扇風機に抱きついてしまった。