ぬくめる

日記です

今日は学校で避難訓練があった。学校に心がゴリゴリやられている私にとっては、まずは心の避難方法を教えてくれや!という気持ちだった。近くの公園まで、群れに上手に紛れながら避難した。

教室では、敵はいないのに防御に徹してしまって、体も心も固まりきっている。友だちはいるのだけれど、心身がついていかず上滑りの会話になってしまって、それなら無いほうがいいかと思って、一人でもやっていけるからと、自分の机にしがみついている。

避難訓練が終わったあと、友だち(つねっち)がご飯に誘ってくれた。商店街の喫茶店に入って、オムカレーを食べた。服の話とか、バイトしてる丸亀製麺の話(期間限定メニューのタル鶏天ぶっかけが、めちゃくちゃダルいらしい)とか、他愛のない話をした。ずっと笑っていた。つねっちと仲良くなったのは、一年生の頃、あまり話したこともなかったのに、つねっちが「韓国料理食べに行こう」と誘ってくれたのがきっかけだ。私はつねっちの、好きなものに飛び込んでいくところが好きだ。行動力がとてもあるけれど、気遣い屋で、よく謝るし、周りの目や同調圧力にビクビクしているときがある。遊びに誘ってくれたときや、やりたいことを提案してくれたとき、つねっちはいつも、もごつく。からだ全体もごついて、伝えてくれる。その姿にいつも感動して、勇気をもらっている。

教室では、心身のしんどさもあるから、心を動かさないようにしていた。存在をなくすことに努めていた。けれどそういえばわたしはつねっち初め、友だちが大好きだった。教室でも話していたい。上滑りの会話になるからとか、言い訳だった。友だちの近くにいって、名前を呼ぶだけでいいのに。不確実性に弱い。友だちに飛び込んでいきたい。