Nook

Nook(ヌック) 「部屋のすみっこ・避難所」

10月18日

匂いを感じて、周囲を見渡す。あんなところから、この匂いがやってきたのか!

やっと金木犀の匂いを嗅ぐことができた。

ちょっとばかり引きこもっていたわたしは、ツイッター金木犀の花が咲いたことを知ったのだった。

だいだい・みどり・ちゃ の金木犀を、みどり・ちゃ だけの金木犀に変えていく幼稚園児だった。

花咲か爺さんのように、集めた花を撒き散らしたこともある。空中に だいだい色。きれいだった。

チリトリに摘んだ花を集め、家に持ってかえり、半分に切った牛乳パックに詰め替えて、トイレに置いたこともある。

🌳🐕🌳

ツイッターの呟きで、金木犀の花が咲いたことを知ったときの、なさけなさ。母の日、姉はプレゼントを用意していることを知ったときの、あの不義理感に似ている気がする。

思い入れのある金木犀だったゆえに、秋の季語である金木犀だったばかりに、ショックが。金木犀はわたしのことなんとも思ってないのは知ってるけどさ、なんか、ごめんな。

あぁ、屋内で完結してしまう生活。

まあまあ、苦しい日々でした。いまは元気。学校に行けてもツラくなるのですね。体力が追いつかないので、運動します。あさにランニングとかすると、散歩犬に出会えるので良いかもしれない。ロールケーキみたいに寸胴だった柴犬をもう一度みたい。

学校に行って、自分の体力のなさや、頭の悪さを知って、悲しくなった。取り戻して、鍛えたい。

頼ることができるようになった。自分の力だけではどうにもならないので、スクールカウンセリングに行ったり、母に漢方薬を買ってもらったり、「合宿」と称して、姉の部屋に布団を敷き、スマホをいじらず寝て、間に合う時間に起きる。

合宿するようになってから、姉と喋ることが増えた。協力者を得たような気がする。姉は看護学校に通っていて、看護師を目指している。心強い。健康になるぞ。

プライドは捨てよう…助けを借りよう…といってももう18歳なんだよなぁ、大人になって生きていけるのだろうか。診察代も薬代も起こしてくれる人もいなくなる。いまのうちにどうにかしたい。

健康じゃなくちゃできないことがたくさんある。せめて大人になったとき、健康であってもなくても、いのちをだいじにできますように…ひとにやさしくなりたいよ…でもやさしいってなにか分からないな。ていうかなんでやさしくなりたいんだろう。せめて自分の頭で考えた結果のやさしさを持ちたい。