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日記です

あなたとわたしへ

不登校はいてもいい。というか、いてほしい。いても何もおかしくない。

ただ、不登校に罪悪感を抱くのはやめてほしい。不登校だから、みんなは授業を受けているからって、テレビを見るのをやめなくていい。遊びに行くのもゲームをするのも日中に寝るのも、やめなくていい。罪悪感を抱きながら毎日を過ごすのはとてもつらい。そんなつらさは捨ててください。罪悪感を抱きながら生活をすることを、自分への罰としないでください。不登校は悪いことだと思っていたら、それは違います。

ネットでは「不登校は甘え」だとか「社会に出たら生きていけない」と書かれてあります。言われたこともあるかもしれません。それを鵜呑みにしてはいけません。どうか疑ってください。

あなたの甘えは不登校だからこその甘え(弱さ)かもしれません。不登校でなかったら、その甘え(弱さ)は無かったかもしれない。毎日学校に行けないこと、朝起きられないこと、意志が弱いこと、それは不登校だからかもしれない。疑ってみてください。違うこと、違う場所なら、できるかもしれません。学校がつらい場所ではなかったら、苦手で疲れる場所ではなかったら、毎日行かなくていい場所だったら、行くときの気持ちはマシにはなりませんか。甘えだと思って罪悪感を抱いたり自分にイライラしているのはただ不登校だからかもしれない。甘えている人が不登校になるのは本当なのだろうか。では毎日学校に通っている人は甘えていないのか。甘えの種類が違うのか。「不登校は甘え」だと言う人は、どの根拠を持ってそう言っているのだろうか。ただ頑張っていないようにみえるからそう言っているのではないか。不登校の甘えのことをどれほど知っているのだろうか。考えてみてください。疑ってみてください。わたしも考えないと。

わたしは全日制の高校に通っています。毎日行けなくて罪悪感をもっていました。テレビはみませんでした。申し訳なさすぎて、お母さんが作ってくれた料理を食べられなくて痩せてしまいました。親には「服買う条件に、学校行ってな」と言われたり、「根性がない」とか「社会で生きていけない」と担任の先生や家族に言われました。どうしてこんなにつらいのか、「みんなつらい」というけれど、学校に行けないつらさは知らないだろ。わたしはあなたの辛さは分からない。あなたはわたしの辛さは分からない。お互い分からない同士だ。「みんなつらい」なんて言うなよわたしの辛さはどこに行ったんだどうなるんだ。

全日制高校は毎日行くことが良いとされていて、わたしはそれはできないから、定時制高校に転入することにしました。まだ定時制高校に通っていなくてどうなるか分からないけれど、どうにかします。(全日制高校でも休んで大丈夫です。欠席できる日数を計算しながら上手く休むのがおススメです!)

不登校の理由が分からなくてもいいです。どうしてこんなつらさを感じながら生きているのか考えてみてください。それは不登校だからかもしれない、あるいはいじめだったり、家庭環境だったり。そうなることが普通なのか、疑ってみてください。わたしは心無い発言や行動に精神を削られて学校に行けなくなりました。そんなことで?と思う人がいるかもしれません。社会に出たらそういうことはいくらでもある?

けれどわたしにとって、「そんなこと」は死にたくなるくらいに重大なことでした。学校はとても狭い。狭いけれどここで生きていかなくちゃいけないから、適応しなくちゃいけない。けれど毎日のように心無い発言や行動がおこされていたり、いじめがあるのはおかしいことなんだ。でも、そこで生きていかなくちゃいけないから、どうにかそこで生きられるようにする。わたしの場合はとにかく苦しい気持ちを押し込めることでした。でも、おかしいです。心無い発言をする人や意地悪な人に、そこまでの配慮をしなくても良かったのではと思っています。それじゃあ心無い発言をする人がとても生きやすいから。スクールカーストの上位の一部の意地悪な人を、スクールカーストの上位だからといって気を使ったり媚を売ったりする必要は無かった。面白くて空気を明るくしてくれて可愛くてかっこよくて優しくて尊敬していたとしても、心無い発言や行動をするところは嫌っていてよかったんだ。先生は優しいところもあるから、と言っていたけれど、いや、いじめをするのは問題ではないか。

一度、考えてみてください。怒ってもいいんです。なんで不登校だからってこんな扱いを受けなくちゃいけないんだとか。ゲームばかりしててもいいよ、勉強はしていた方がいいけれど、とても疲れているならまずは休んでください。わたしは学校から離れて回復しました。こんなに体が楽で気持ちも楽に生きられるなんて知らなかった。回復してから、バイトをし始めました。これからのことに全部挫折するなんてことは無い。わたしは社会で生きていくし勉強をするために定時制高校へ行くんだ。先生の言う「社会」はほんの一部分だ。社会で生きていけないなんて分からない。

どうか疑って、考えて、怒ってみてください。罪悪感は抱えなくていいよ。体育祭休んじゃってもいいよ。わたしは体育祭やすんだけれど、なんか学年一位になってみんな楽しそうだったし、負けたからって自分のせいではないです。自分だけのせいじゃない。というか体育祭に自分かかわってないし。先生に事前に伝えられるなら伝えておいてもいいと思う。あとね、不登校に悪いイメージを持っている人がいると思う。「不登校は甘え」だとか。なんというかその人は人生で一生不登校に恨みや怒りを持たないと思います。持っている人はいるんだろうか。Yahoo知恵袋がすべてじゃない。不登校のことを365日ずっと考えて怒って恨んでいる人はいないと思っています。いたとしても、少ない。もしもいるなら、その人から離れること、その人の人生に登場しないことはどうだろうと考えています。不登校を悪く思う同級生がいたとしても、その人はわたしやあなたを忘れて文化祭や体育祭をクソ楽しんでいたりするんだと思います。大した敵ではないと思う。文科省は「学校復帰のみにこだわった、従来の不登校対応を見直す方針」を立てたらしいし。

どうだろう。わたしはこの文章を、不登校で苦しんでいたわたしへ書いたつもりです。でもあなたにも届いて欲しくてあなたに向けた文章にもなりました。だからか上から目線に思えたかもしれません。本当に申し訳ございません。あなたを下に見ていません。そもそも、あなたはわたしには見えないから、どこにいるのかどんな人なのかも分からない。だからどんな人でもいい。この文章も、鵜呑みにしないでください。わたしは不登校で苦しんでいたとき、励ましを受けても優しい言葉をかけられて、すこし楽になったとしても、すぐに苦しさやつらさに呑み込まれて逃げられなかった。つらい毎日が当たり前で、「世界は広い」なんて嘘だと思っていた。自分の考えをもって、正しいか分からないけれど納得はできる考えを持って、やっと楽になりました。それからいただいた言葉を思い出して、申し訳なくなったりしています。これはわたしの考えであって、あなたの考えではないから。疑ってみてください。つらいときは考えるのがしんどいかもしれないので、まずは休んでください。できるなら罪悪感を抱えずに休んでください。