小学六年生、わたしは絶好調だった。いまの高校二年生のわたしとは違って、明るかった。男子も相手してくれて、中心っぽい位置だった。いいクラスだと思っていた。いまとなればあれは絆ではないと断言できるけれど、六年生のわたしは、絆だと妄信していた。…
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