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日記です

あなたは最高でした

積極性を求められることがどうしても苦手だ。とはいえ、これから社会に出るにあたって、積極性はとても必要なのだと思う。けれど、積極的でガツガツしている人が苦手だ。凄いと尊敬するけれど、ちょっとこわいんだ。サバイバルが本当に向いていない。もしもデスゲームに巻き込まれたら、わたしは誰も殺さずにいたい。映画『SAW』のジグソウは命の大切さを分からせるためにあんなゲームをさせるらしいのだが、命の大切さが分かってるなら、そんなゲームにしなくて良くない?

とにかくサバイバルが苦手だ。わたしは演劇部に入っていて、プロの方のワークショップを受けることが度々ある。演技の心構えだとか身体の使い方だとかいろいろな事を教えていただく。演劇は楽しくて大好きなのだけれど、生き残りの部分があって怖気付いてしまう。やっぱり役を勝ち取るのはサバイバルだ。蹴落としあっていかなければならない。アピールをしないといけない。前に受けたワークショップは、そのメンタルも教えてくださった。講師は積極的になれ!と頻繁に言うし態度をそういう風に求めてくるしもう怖くて仕方がなかった。講師の話を聞くとき、わたしはいちばん後ろにいた。やはり積極的な人が前に並ぶ。いちばん後ろは、気の弱そうに見える人が並ぶ。積極的になることは、とてもエネルギーを使う。なんというか本当に向いていない。かといって積極的になろうとしていないわけではなく、上手くなりたいから努力する。わたしの横の人は、メモをガリガリとっていた。講師の話をびっしりメモしていた。メガネをかけた彼に「すごいですね」と声をかけると、彼はめちゃ照れた。「演劇が大好きで、もっと上手くなりたいんですよ。がんばらないと」と彼は言った。ふわ〜っとしたし、泣きそうになった。そのとき、講師の先生が、「ほんとに積極性がない。後ろの人はなんなの死んでるの?もっとアピールしないと!」と怒鳴った。講師の話も分かるけれど、積極性は大事なことも分かるけれど、それを聞いたメガネの彼の泣きそうな顔を忘れられない。

わたしたちは積極的にならないといけない。そのほうが評価されやすいし、実際に伸びるのだろう。積極的な姿勢を見せないと損する。でもどうかどうかメガネの彼よ、自分をダメだとか恥ずかしいとか思わないでください。真剣にメモを取っているあなたは素敵でした。無駄じゃないと思うんです。なにより「演劇が大好きで、もっと上手くなりたい」って話すあなたは最高でした。だれよりもキラキラしてました。

明日よ来るな、と思い続けていたら0:35。日付は変わってしまった。学校、行きたくない。けど勉強はしたい。私立の全日制高校で、親が働いて得たお金で通学している。片道1時間の定期代、自転車2台分の駐輪場代、部活の遠征費。その他いっぱいお金をかけてもらっている。それほどの価値はわたしにはない。価値がつくように勉強しないといけない。が、どうしても学校に行けない。1年はいっぱい休んでしまった。2年はどうなるんだろう。お金を無駄にしたくないし、時間を無駄にしたくない。けど学校が始まると、地獄のような日々に変わってしまう。いじめられているわけではない。クラス替えはないが、コース転入する人がくる。その人を見たいなと思うけれども、学校に行くのが不安で仕方がない。

クロマニヨンズ

初めてクロマニヨンズのライブに行った。

地味なわたしも、ロックンローラーになれたと思う。こんな冴えないわたしでも、ロックが好きでも良いんだって思えた。わたしの生活のなかでは絶対に関わらないであろう人たちと一緒に、楽しんだ。楽しかった。カッコよかった。ボロボロ泣いた。母が横にいて恥ずかしかったけど、思いっきり腕あげて、クロマニヨンズに手を振ることができた。